イチジク
- 商品名:イチジク
- 在庫状況:残りわずかです
- 漢字名:無花果
- 別 名:トウガキ
- 科・属:クワ科イチジク属
- 学 名:Ficus carica
- 種 類:落葉広葉小高木
- 樹高m:6~9
- 記念樹:-
- 誕生日の樹:8月7日
- 季 節:夏
- 開花期:6~9月
- 花 色:-
- 結実期:8~10月
- 実 色:暗紫色
- 生 垣:-
- 解 説:
花は花托が肥大した壺形で、内側につきます。花が無く、果実があるように見えることから「無花果」の名がつきました。
南西アジアやアラビア南部の原産で、エジプトでは紀元前2000年ごろから栽培されていたといいます。日本にも江戸時代には渡来していました。
イチジクの葉や果実部分に傷をつけると乳液が出ます。この液はパパインというタンパク質を分解する酵素が含まれ、果実は肉料理を食べた後のデザートにぴったりです。
生食のほか、乾燥させたものを料理やリキュールに用います。
■イチジクの種類■
・枡井(ますい)ドーフィン:国内で販売されている約8割を占める。
熟すと果皮は赤褐色になり、白い果肉の中心が淡い赤になります。ほどよい甘みとさっぱりとした風味があり、生食のほかジャムなどにもおすすめ。果重は80~200gと幅広く、8月~10月頃に収穫されます。
・蓬莱柿(ほうらいし):「日本いちじく」ともよばれる。
主に関西以西で栽培されていて、適度な甘みとほのかな酸味があり上品な味わいです。ただ、お尻の部分が割れやすく日持ちが悪いため関東方面ではあまり出回りません。果実は丸みがあり、平均サイズは60~100g程度と小ぶり。出回るのは8月下旬頃からになります。
・とよみゆひめ:福岡県で生まれた新しい品種で、糖度が16~17度になる甘みの強いいちじくです。
出願者が所有する育成系統を交配したもので2006年(平成18年)に品種登録されました。果皮は赤紫色で果肉は緻密でジューシー。旬は8月中旬頃からです。
・ビオレ・ソリエス:果肉がやわらかく糖度が20度以上にもなるフランス原産のいちじくです。
果皮の色は深い紫色をしていて、果実のサイズは50~100g程度とやや小さめ。果頂部が裂けにくいのが特徴です。佐渡や一部の地域でハウス栽培されていますが、流通量は多くありません。
・スミルナ:主にトルコで生産され、ドライフルーツとして利用されています。
果皮が白く、乾燥させると甘みが凝縮されます。カリフォルニアで生産されるスミルナ種の白イチジクは「カリミルナ」と呼ばれ、こちらも乾燥いちじくとして親しまれています。またイタリア原産の「カドタ」という品種も白いちじくで、主に乾燥や缶詰用として利用されています。